hpmi – ページ 5 – License of Fiction

「昨日の夜から……今こうやってんのも、全部夢なんじゃねぇかと思って」

「なにやってんだドジ。間抜けウサギ」

【恋人同士にならないと出られない部屋】に閉じこめられた。

「俺様が女とセックスするくらい別に良いだろ。我慢できねぇのかセフレのウサちゃんは」

体温や呼吸の深さ、浅さ、脈拍の回数などからドキドキ度を検出。

「顔が良くて身なりが良くて声が良くて、おまけにチンコがでかくてセックスが上手くて煙草に文句言わない男ってよォ、アンタが売り手市場だからって理想高すぎだろ。ンな役満狙うからハズすんだぜ？」

「左馬刻、理鶯、こちらに来てください。女と浮気したと言うならどうぞお引き取りを」
(ハマ銃)

「じゅーと、来年も行こうぜ。ユカタ着てもいいな……」

「銃兎がよぉ、お前がセクハラの餌食になるんじゃねぇかって心配してたんだぜ」

「……銃兎に避けられてる気がするんだわ。こないだ家行きたいっつったら拒否られた」

俺をフってくれる予定の左馬刻は全身高そうなスーツで揃えてきた。

プロポーズされる相手が羨ましくて死にそうだ。 (ハマ銃)