左銃 – ページ 4 – License of Fiction

「片想いしてる相手教えろよ。ソイツに名前呼ばれんの？　ウサちゃんのことなんて呼ぶんだ？」

天気のいい春。山にいる理鶯さんに銃兎さんから着信。
※理鶯さんが左銃の性行為を聞く(聞かされる)描写があります

「要するに、組の為にもそろそろ身を固めたらいかがですか？という話です。27ってのもいい頃合いでしょう」

「おうおうウサちゃんどうしたよ。反省したのか？　大人しく俺様に勝ち譲ってればこんなことにゃあならなかったんだよバーカ」 (ARBテニスイベその後)

「へぇ……ヨコハマの45Rabbitは俺様のことが大好きだって？」

銃兎を抱く時、愛おしさは勿論あるけれど同時に底から噴き出すような粘ついた執着と衝動を一方的にぶつけて昇華させている自覚がある。

何を隠そう、左馬刻とセックスする夢を見るようになってしまったんだ、俺は。

「私と寝てくれませんか」と言った。明け透けなことを言って、左馬刻からの拒絶を目の当たりにしたかった。

相手はクソみたいな麻薬を売り捌いているディーラーだった。

ほんとに死んだのか？遺体だってまだ出てきてねぇし、信じてねぇからな俺は。

「早く告白しろよ。俺にノロケやがって、なんなんだ」

「昨日の夜から……今こうやってんのも、全部夢なんじゃねぇかと思って」